平成27年度、1〜6月釣行記 、他                       八丈島荒磯会ホ−ムペ−ジへ

トカラ列島平島釣行報告

6月13日から17日まで2年ぶりにトカラ列島平島に遠征してきました。

今回は一昨年小笠原で一緒に釣りをした石川県のTさんと一緒でした。

Tさんは30代半ばのルアーマンでキャスティングテクニックが素晴らしいです。

時期、潮、月、全ての条件が揃っているはずでしたが飛魚の群れは接岸せず、GTの気配も感じることはできませんでした。

これまでの3回、全て台風に遭遇しましたが、今回は熱帯低気圧の発生もなく、期待が高またものの、50年に一度という豪雨と雷に合いました。

豪雨と雷の中、あまりの逆境になぜか笑ってしまいました。

3日目の夕方、ムロアジの泳がせで1度だけチャンスがありました。

しかし、慌てて全く竿が立たず、ドラハンを緩めきれずPE12号が痛恨のラインブレーク!

私が下手くそ、完敗でした。

地元のトビ掬いをしている人に聞いたら、今年は6月の初旬に一人で30kg, 40kgのGTと30kgのイソマグロを釣った人がいたそうです。
来年は潮、月より時期を優先して6月の初旬にしようかとTさんと相談しています。

最終日の朝、島の漁師さんにこんなに条件がいいはずなのになぜ飛魚が接岸しないかを聞きました。

豪雨で港に泥水が入り雷が鳴ってるからとのことでした。

漁師さんに今晩から凪で雲るので飛魚もGTも入ってくるから昼間は良く寝とけと言われました。

今日帰るんですよ、と言ったらオメーGT釣りたいんじゃねーのか! と怒られました。

最終日の夜、雨の中私は帰りの船が朝早いので寝てましたが、Tさん朝までルアーを投げ続け執念でギンガメアジ釣ってきました。よく頑張りました。

報告:橋本

春の八丈島釣行報告
3月27-29日で八丈島へ行ってきました。

参加者は、菅原さん、成田さん、小林さん、田代さんの4名。

日曜日から、早瀬さん、レミさんが参加してくれました♪

3月27日

ANA1891便は定刻通り8時半に八丈島空港へ到着。

南よりの風を気にしながら不動丸は春霞の八重根港を10時出航。

向かうは八丈小島。先行は優宝丸、シーズンとあってメジナ狙いの釣り人は少なくない。

あいていた平根に不動丸は舳先を押し付けた。

11時釣り開始。

成田さん、田代さんは船付けにウニ殻を入れイシガキを狙う。

シラガウニを剥きウニ芯で第一投。

しばらく待つが反応はまったく無い。表面水温は17度ちょっと、潮はゆるく三十根へと流れている。

菅原さんは、三十根むかいに沖アミを入れている。

小林さんは中根方向にメジナ狙いのコマセを入れる。

11時、小林さんの竿が曲がり、メジナが玉網にはいる。

「わー、メジナだ~」と歓声があがる。43センチのクチブトメジナだ。

昼過ぎても反応がまったく無い石モノをあきらめ田代さんはトダテ方向に沖アミをコマセはじめる。

小さなサラシが沖へ流す。本流がいつの間にか左へゆるく流れサラシの流れ出しとの合流するあたりがねらいめらしい。

2時30分、田代さんの遠征2号が大きく曲る。菅原さんが玉網を手に近寄る。

足元から20メートル流し、更にタナが深い6尋で喰わすと真沖に走る魚は重く強い抵抗をみせる。左のハエ根へ走られると切れる。強い引き込みにレバードラグをゆるめラインを出す。

竿でゆっくりあおるが絞ぼられたフロントドラグがジリジリ逆転する…。

2度、3度の強い突っ込みに竿が耐える。
キーンと金属音。

糸鳴りは釣り人の緊張を増幅する…。

「ロクマルもらったかな!」

魚は平根の右に反転、更に一度だけぐりんと頭を振ったその瞬間、6号のハリスもラインも緊張から解放され遠征2号もただのまっすぐな釣り竿に戻る。

「あ、やっちゃったよ!」

「バラシはだめでしょ~」

と、誰かがポツリ。
尾長の鰓蓋の上、頬には鋭いカミソリがある。成魚になると鰓蓋周辺を広げ抵抗、挟んでハリスを切る。

すっぱりとした切り口はまさにカミソリなのだ。


しばらく平根は沈黙する。「石鯛師」を自称するだれかは、ピクリともしない石鯛竿をまえに爆睡♪

            

3時少し前え、小林さんが中根向かいで大きく合わせる。底を這うような強烈なファイトに竿が満月だ。

やり取りの足場がよくないが、フジツボの上に立ちどうにか浮かせる。
ふた尋の海水の下になにか薄く赤い魚影を確認。
53センチのメイチ鯛が枯れたハバ海苔の上に跳ね、みるみるその色を変え、赤味が薄れた。
「メイチだね、デカい!」

その後磯上がり寸前、田代さんの竿が曲がりでっぷりとしたオナガをゲットして平根をあとにした。

3月28日
釣行2日目は、「午後は南西の風7メートル」との予報で昨日に引き続き南よりの風を心配しながらの磯選びだが、あいているというウロウ根に向かう。

6時40分、洞輪沢港を出た不動丸は8分程で底モノ、メジナも出る凪のウロウ根へ磯付けした。

           

           

南向きにピトンを打つ成田さんと田代さんはウニ殻をコマセる。潮はゆるく黒崎へと流れているようだ。

メジナ狙いの菅原さんと小林さんは陸向きに釣り座をとり、コマセ始めから居つきのイスズミ、サンノジを掛ける。

予報に反して風はない。時期にしては暖かく無風のウロウ根に男が四人、「いい海だな…」とだれかがポツリ♪

足元は水深20メートル。シラガウニと18号の石鯛鉤、37番のハリス、瀬ズレ36番に道糸22号を海底へひきつれていくのは50号の錘。

竿先は時折弱々しく小刻みに震えるが、確かな反応は無い…。


                 

               

9時少しまえ、陸向かいの上物組みがなにやら騒がしく、覗いてみれば菅原さんが玉網を手に、小林さんのメジナ竿にきた小石鯛を掬いあげ苦笑い♪

「磯ぎわギリギリで」掛けたとか…。

「おいおいウニじゃなく沖アミかい」と成田さん(泣)

しばらくして石鯛を追加した小林さん、「オナガを釣りたいのですが…」のお言葉を期にピタリと潮が止まる。

さっぱりうごかない潮のなか、菅原さんはサンノジ、イスズミを立て続けに釣り上げるが、不満げな面持ちをパチリ(笑)


昼過ぎ、予報のとおり南の風が強くなりはじめ石鯛ポイントへしぶきが上がりだす。
今回もまた、ざぶーんとひと波浴びた成田さんは早々に撤収。

石鯛竿を手際よくしまい込んだ成田(自称石鯛師)さん、竿ケースを何やらゴソゴソ、取り出したのは年代物の中通しのメジナ竿♪

  「何をしようというのかな、もしかして?」

  「全磯にエントリーしたから、たまには♪」とメジナに変更。そしてすすすーと菅原さんの左側に入った。

        

午後の上げはじめの潮に流れが変わり、黒崎から石積み方向へ流れ始める。
四人はそれぞれ思い思いの場所に釣り座をかまえ、細い糸太い糸、浮く浮仔しずむ浮仔を駆使♪

サンノジ、イスズミ、石鯛、イシガキ鯛、クチブト、尾長、縞鯵、カサゴやベラまで釣り上げ、小さな「岩」の上で大の男達が銀鱗跳ねるたびに大はしゃぎを繰り返し、迎えの船不動丸の近づくエンジンの低い響きも疎ましく、磯上がり時刻寸前まで竿を握っていた…。

           完 

報告:田代 

八丈島正月釣行報告

小林さんのデカバン釣果報告です!!

12月30日1便にて八丈島へ同行者小澤さんと小林です。

30日は軍艦堤防に先乗りしていた成田さん、田代さん、磯野さん、梅月さんと合流しました。

皆さん3便帰りなので1時間程一緒に竿をだしました。

余った餌を頂きました!(この餌が後で吉となります)

31日は小島、三十根に渡船、釣り開始から入れ食い‼しかしササヨ、サンノジ、オキナメジナと本命現れず(涙)

でも40〜50くらい釣ったので小澤さんも楽しかったと言ってたので結果楽しめました。

私は三十根で転倒して負傷!あまりの痛さに写真忘れました。

1日島中、嵐でゆっくり温泉へ

2日気合いを入れて朝5時に石積到着、アラレが降ったり雪が降ったり雨になったり凄い天気です。

足を少し引きずりながら6時に磯に入り上台の下まで降りました。

6時半釣り開始、先日頂いた餌を付けて^_^9時半頃に60.8㌢4.44㌔の魚が釣れました。

その後2㌔弱のワサ2匹青カン2匹追加して午後2時に納竿しました。

八丈島で釣れた魚は特別に嬉しかったです。

2015年良いスタートがきれました。


報告:小林

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