平成25年度、1〜6月釣行記 、他                       八丈島荒磯会ホ−ムペ−ジへ

  6月14日〜20日トカラ列島釣行記(その2)

 6月15日

先週3航海(定期便3往復)のトカラ遠征を台風3号接近により1航海で早退したので、帳尻合わせに2航海の予定でトカラ列島平島に出直しました。

写真はフェリー十島から望む噴煙を上げるトカラ列島諏訪瀬島です。

 

            

 

午前中、様子見に防波堤先端からムロアジを泳がせたらジー、ジーーーといい当たりが・・フッキングしなかったものの期待できそう・・

夜は微風、小雨で月明かりが遮られ接岸するデッカイお魚釣りには最高のコンディションでした。

港にはトビウオ掬いの人がたく投光器にトビウオが集まり一人で数百匹掬ってました。

トビウオは島の人の貴重な現金収入源だそうです。

トカラ列島は5月中旬から6月中旬産卵のため接岸するトビウオを追ってGTや磯マグロ等のデッカイお魚が接岸するので、私は接岸する魚を追って東京から遠征しています。

写真は投光器に集まる大量のトビウオで、これをタモアミで掬います。

 

            

 

今回のタックルは、餌釣りが昨年と同じがまくえインパルス60号、PEN9/0ハンドルドラッグ、道糸PE30号、リーダーナイロン100号、根付ダイニーマノット100号、管ツキムロアジ35号です。

今年から始めたルアーはロッド:MCワークスレイジングブル106XX、リール:アベットLX6レバードラッグ、道糸PE8号、リーダーナイロン80号、ルアー:シンキングペンシル梅雨ブギです。

この歳で装備が軽く、機動性に優れたルアーマンに憧れ、リールは敢えて少数派のベイトリールを選択しました。

昨年から数十回近所の多摩川でキャスティング練習したものの、GT釣りで必要と言われている飛距離80〜100mの半分ぐらいしか飛ばない状態で本番を迎えてしまいました。

遠征初日の夜は9時過ぎから5回当たりがありましたが、2回針掛かりしたもののキャッチできず私の完敗でした。

1回はルアーでヒットし足元まで寄せたものの、途中テンションが抜けてフックアウト

寝ようにも悔しくて・・

 

 

6月16日

遠征2日目の夜は朝3時まで期待したものの当たりなく終了しました。

月と満天の星空、デッカイお魚釣りには残念?なコンディションでした。

月が沈んだ後、真っ暗な海、水平線まで星空が広がってプラネタリュームのようにすばらしかったです。

朝からはほぼ快晴、島の名所めぐりにハイキングしてきました。

写真は千年ガジュマルと山頂からの悪石島を望む景色です。

 

  

 

6月17日

遠征3日目の夜は2日目の晩と同じような天候でしたが、場所を防波堤先端に変えたので5回当たりがあり1ブレーク、1キャッチでした。

この日はルアーでようやく4kg程度のカズミアジを1匹キャッチでき嬉しかったです。

もう少し大きい魚もルアーで、足元にリフティングする時、ビビッて真っ暗な堤防際まで出れず、堤防にラインを擦ってブレークのようです。

一つ貴重な失敗経験ができました。

写真に写ってる落としタモは、昨年、釣れたGTを一人で取り込めなかった経験から、私と同じぐらいの体重の魚を一人で取り込むために作ったものです。

今回、ルアーで釣れた小さなカスミアジで初の実戦演習をしましたが、かなりもたもたしたものの、海面高さ約8mから取り込むことができました。

大きいGTだったらもたついて時間切れだったかもしれません。

落としタモの実戦演習経験を反映して来年までに改良しようと思います。

 

     

 

6月18日

遠征4日目の夜は、南寄りの風とうねりが少しづつ強くなり台風接近の気配を感じたので、防波堤先端をあきらめ、安全な場所で釣りをしました。

月が沈む午前1時過ぎから3時までの間に5回当たりがあり、3キャッチの満足な釣果でトカラ遠征を締めくくることができました。

GTは釣れなかったものの、ツムブリ122cmをはじめ、カスミアジ4kg、ギンガメアジ7kgが釣れました。

近くで一緒に釣りをしていた鹿児島の大学生グループがルアーで3人がかり(1人の釣り人を海に落ちないように2人がベルトを押さえてる)でGT39kgを釣り上げ、大歓声を上げてました。

写真は餌釣りで釣れたツムブリと立て続けにルアーで釣れたカスミアジです。

 

      

 

6月19日

前日の夜は4時半に寝て、6時起床にも関わらず、頭は冴え、体調も普段どおり、トカラの海は強力な覚せい剤の効果が・・・

覚せい剤の副作用が怖いです。

今回、島に滞在した5日間、この時期には珍しく海は凪いで、天候に恵まれた遠征となりました。

また、来年も来ますと民宿のおばさんに約束して台風に追われて帰路のフェリー十島に乗りました。

写真は帰路のフェリー十島と、19日朝の台風の様子(もうすぐ暴雨)です。

 

    

 

トカラの海で充分に充電できました。 いや過充電??

帰ったらしばらく仕事モードに戻ります。

 

またも一人で遠征、皆様にご心配いただき、申し訳なく、嬉しく思っています。

もう、還暦を過ぎて先が永くないので、体の動きがいいうちいは好きなことさせて、との言い訳を続けたい・・・

磯野さん、来年は一緒に予定どおりにトカラ遠征したいですね。

 

橋本記(帰路のフェリー十島にて)


 6月7日〜10日トカラ列島釣行記

 6月7日

13:30羽田発鹿児島行きで磯野さん、橋本の2名は期待に胸を膨らませて出発。

フェリーターミナルには出港の4時間も前に到着。

今週は大潮の新月、1年のうちで最もGT釣りには期待できる時期で多くのアングラーがフェリーターミナルに集結している。

今夜は静かな海だが、明日、初日の夜から10m超の向かい風の予報。 果たして頑張れるか。

 

      

 

6月8日

7:30に平島到着

南東の10m超の向かい風で昨年釣りをした南之浜堤防で釣りができないので東乃浜堤防で竿を出した。

夕食を終えこれから東之浜に戻り朝までがんばる予定。

 

      

 写真で見ると八丈島八重根堤防に似てますね。

 

6月9日

8日夕方、30cmほどのムロアジが釣れて、薄暗くなってきた夕まずめ、さっそく泳がせ、勢いよく沖に出て行った。

前当たりのような手ごたえがあり、ドキドキしながら遠くの浮きを目で追ったが、結局フッキングには至らなかった。

暗くなる頃から風雨が強くなり、堤防先端を波が洗いはじめ、日付がお変わる頃には暴風雨になってしまった。

       

そして、9日午前2時の天候情報チェックで、恐れていた台風発生を知り、進路予想から来週10日から約1週間はフェリー欠航が確実と考えた。

天気図ではトカラ列島の真上に前線があり、西から低気圧が接近、さらに南から台風が接近で強風波浪注意報、残念ながらしばらくは釣りなどできる状況ではない。

 

       

 

このまま島に留まれば、釣りができない状態で1週間島に缶詰となるので、磯野さんと相談し、朝のフェリーで撤退を決定。

暴風雨の中、フェリー埠頭の待合用コンテナをお借りして急遽道具を片付け10時発のフェリーに乗り込む準備を開始。

 

       

 

今回は実釣り予定8日が1日になったが、釣果以外のドラマで深く記憶に残る釣行となった。

来年、トカラ列島に再チャレンジすることを磯野さんと約束して朝、無事帰りのフェリーに乗船できた。

 

今回、鹿児島からのフェリーに乗った6月8日夜、2番目の目的地諏訪之瀬島ではこんなのが釣れてました。

こんなの釣りたくてトカラに遠征してます。 どうですか、来年一緒に行きませんか?

 

       

 

 PS:橋本は遠征前、人一倍事前に天気予報をチェックしているつもりですが、昨年6月のトカラ列島、9月の与那国島、今年6月の遠征、全部台風に遭遇してます。 なにが問題なのか・・・?

さらに今年9月の小笠原遠征でこの記録を更新してしまうのか・・・

 

6月12日 トカラ遠征を振り返って

6月2日の最終天候調査では日本付近はどこにも渦がなく不気味に静まりかえっていた。

この天候がしばらくもってくれることを期待して、遠征出発を最終決定

      

 

6月7日の出発当日、フィリピン沖に小さな熱帯低気圧が発生、トカラの海はまだ静かだが西から前線を伴った低気圧が近づいていた。

 

6月8日平島で釣りを始めたが、じょじょに風波が強まってきた。

 

6月9日未明、フィリピン沖の低気圧は台風3号発生となり、予想進路は2日後にトカラ周辺は暴風雨圏内に入ることから撤退を決断

 

6月11日

台風3号は発生直後9日の予想進路より東寄りに進んだため、台風西側のトカラ列島は今週、ほとんど凪いでデッカイお魚が釣れそうな雰囲気になっている。 結果的に日本の気象庁予報より、アメリカ海軍の台風進路予想が正しかった。 

9日未明気象庁予報でトカラは暴風雨圏内に入るので遠征撤退を決断したが、運がなかったようだ。

1年間準備したので残念だが、自然と運には勝てない。

これも含めて遠征と思い、気持を切替え次の準備をすることにした。

 

       

 

6月12日

トカラで豪雨の中パッキングしたぐちゃぐちゃの遠征装備が戻ってきた。

遠征装備を整備してすぐにトカラに出直すかなと冗談半分考えている。 

       

 


 

 5月24日〜26日八丈島釣行

 5月24〜26日  成田さん田代さんで八丈島へ行ってきました。

 

24日
  今回はどっかり居座る二つの高気圧のおかげで安心のフライト。島上空を旋回することもなく快晴の八丈島へ8時30分ランディング。
 不動丸は三根、宮崎船長に末吉の洞輪沢港へ廻船していただき、いざウロウ根!
最干は11時、凪のウロウ根は沖側のシモリが大きく露出し、時折立つ優しい波がレンガ色の磯肌を洗う。洗う波がサラシとなり釣り座へ押し付け左へ流れる。

 

 シモリ正面で「タシロさんコマセここでいいかな〜?」と成田さんがウニガラをいれた。

 陸向かいでは早くも同行のビーチタイムラダーズの二人が小気味よく竿を曲げている。

 成田さんは沖むき左、田代さんは黒崎向かいにピトンを打つ。
 二人同時に第一投。
当て潮が足元にあたり、左へ左へと強く流れ、50号の錘りを引きずりながら竿先の二番まで曲がっている。
 成田さんが青ワサ(カンムリベラ)とワサをたてつづけにあげる。
 2枚目のワサを揚げたところでパチリと記念撮影♪

 

 当て潮のほとんどが左へ流れ、溝のどん詰まりにコマセが効いているようだ。

 田代さんは左当て潮で苦戦、魚信も取れず作戦変更。捨て糸を半分の30センチに餌をガンガゼからシラガウニの芯にしてできるだけ潮流抵抗を避け、更に投入点を右前方15メートルに、すると足下に仕掛けが安定しガツガツと魚信がではじめた。
 再度同じ投入を繰り返し、強い引き込みに合わせをくれると上がってきたのが久々の60センチ、4キロ弱のイシガキだった。

 

        

 

 磯上がりの4時まで静かな島の南端の海を堪能、見晴らしの湯で満足の汗を流した。

 

25日、カンナギ
 釣行二日目は3時起床、広江荘で朝食を済ませ八重根魚港へ。エース釣具店用意のガンガゼとシラガウニ、マガニを車に積み込み、三根港で待つ不動丸へ車をとばす。
 宮崎船長の都合により八丈本島の東側から4時30分の出船、向かうは八丈小島周りのカンナギだ。
 三根港を出て舳先を左へ向けた頃、東の空の水平線が夜の戸張を明け始めた。
 軍艦ママ、ヨノモウ、テングサ小屋。
 やがてクニノミチを回り、まるで油を流したような凪の水面を不動丸のエンジンだけがゆったりと響き、航跡をたどるようにカモメの群が鳴いている。
  エンジンの響きは小島の北から西側へ遠回り、左にコジネ、トヨガシタを過ぎトリウチ港、シモダテ、コウダテ、三十根ハナレさえも凪ぎの海…。

 

       
 
 ところがトダテ、平根を過ぎたあたりから水面がざわつきはじめ、目指すカンナギや中根はいつもの南からの潮流が差し、湧き潮がいわゆるカガミを海面に映し出している。
不動丸は舳先をピタリとカンナギのテラスに着けエンジンがうなり、タイヤがきしみ成田、田代は磯上がり。あろう事か、続いて憂宝丸がチャカ!

  二人とも「ま、いいか…」と心の広さをが際立たたせつつ荷降ろしを手伝う。

 

 メジナが三人と石モノが一名(梅月さん)、小さな岩礁は計6名の釣り人でにぎやかになった。
 カンナギのテラスはゆるい当て潮で期待が膨らむ。
 右手はいつも通り成田さん、左に田代さんがピトンをセット。
 二人は右斜め20メートルに第一投、22号のラインを引いて50号の錘りは足下水深23メートルの海底に安定した。
 カニ餌の成田さんの竿が曲がり、上がってきたのが3キロの青ワサ(カンムリベラ)だ。
 数投目で田代さんが1キロのワサを揚げたところでモンガラハギのエサ取りの猛襲。

 

      
  怪しい人相の成田さんワサポロリ           田代さんにワサ           ご一緒した梅月さんにワサ

 

 10時にもやっとした潮止まりのあとそれまでとは逆の北から南へ流れる右潮だ。検見潮が強くなり、仕掛けは磯端を潮流とは反対に左へ左へと引かれている。
 魚信が遠くなり早めな弁当にするころ、土曜日一便で来島の山名さんがカンナギハナレに磯着け。
 しばらく初めての磯と潮流を観察、やおらハナレの激流を釣り始めた。
 ハナレから南の流れを攻めるのは至難の技、そのぐちゃぐちゃの流れに仕掛けを馴染ませしかも竿を曲げている。流石にがまかつのフィールドテスターだ。
 カンナギ本島のメジナ狙いは2キロほどを数枚上げたようだ。
 結局、2時にまた潮変わりして朝同様の流れを釣り田代さんがワサを追加、成田さんは小ワサを揚げるも撮影の際ポロリとリリース。魚だけでなく高巻きの輪っかまでコロコロぽしゃん!
 今回は稀にみる貧果のカンナギに撃沈の二人でした。

 

26日、八重根ヒクテイ
 ウロウ根もカンナギも鳴かず飛ばずの成田さん、何を思ったか最終日の4時から10時まで「堤防で釣りをするのだ」と珍しく雄叫び!
 それもそのはず今回釣行、小型ワサ4枚の貧果の我らがカンちゃん、エサもたっぷり有るし…。
 というわけで、またしても3時起床の最終日となる。
  ヒクテイ着がピッタリ4時。誰も居ないと思いきやすでに先客二人がイシダイ竿を出している。
 元気に挨拶を送ると、こころよく「おはようございます」と返してくれた。
 四方山話を交わしながら仕掛けをセット。成田さんが中ほどに、田代さんが右側の堤防の継ぎ目にピトンを打つ。
 成田さんは思うところがあるらしく、前日のうちにカンナギでウニ芯を剥きグラン18号のワイヤー36番へ通したモノを見せびらかしながらワケの解らぬ言い訳をした。
 この技は田代さんがよくやる他を出し抜く方法の高等テクニックであるが、成田さんも人の個、やはり形モノ一枚上げたいがためのなせる「ワザ」なのか??

 その前日のウニ芯エサに加えガンガゼの4個刺しの第一投…。
 潮はゆるく右へ流れているが仕掛けは正面から動かず安定している。
 ようやく明るくなり始めた頃、成田さんご自慢のベイシス525が小刻みに揺れやがてガツガツとガンガゼを噛み砕く反応がでる…。
 穂先が1メートル、2メートルと入ったところでガツンと合わせる。
 左前方へ向かう引き込みに竿の弾力を頼りに耐える成田さん。
 「あれー、やっちゃったかな〜!」
 次は右の流れに乗って勢いよく泳いでいく。
 「カンちゃんカンムリじゃないの??」
 浮いてきたのが推定60センチ強のワサ、先客のヤマナカさんという人がセズレをとり、鮮やかに抜き上げてくれた。「おお…イシガイだね〜」
 「クチジロじゃなくワサですね…」
 堤防ということもあり餌も豊富、腹がぱんぱんのワサであった。
 ヤマナカさん曰わく、
 「自分の魚は大きく見えるが、他人の魚は小さく見える…」
 だとか…確かに言い得て、妙に名言である♪

 成田さんが「たのちい〜」と歓喜の叫びのついでに、
 「さ、帰ろうっか!」の一言に「カチン!」ときたのは、田代さんだけでは無かったようだが…!
 良かったね、カンちゃんも釣れて〜♪

          

 

 ルアーマンが4キロのカンパチを揚げたあと、地元のカゴ釣りが増えはじめた。緊張のヒクテイに笑い声が切れ目なくつづき静かな海はいつまでもゆったりと流れを惜しまず、幾多の釣り人を包み込み、その夢を叶えるぞ…とでもいいたげに足下の岸壁の縁へ大量の新鮮な海水を押しながら南原方向へいつまでも流し込んでいた…。

   

                                  完

                                                            文;磯夢望


 

 4月26日〜29日八丈島釣行

4月に入ってから、毎週末低気圧の通過で、当初予定していた第3週末も時化で第4週末に延期しました。

今年の黒潮は八丈島の北を流れ、春の冷水塊はない模様、水温は20℃前後で安定しています。

 

 

 

26日・・・

今回は田代副会長と橋本が26日の1便で、2便で新入会の小林さんが合流しました。

天候は曇、雷注意報が発令され、北西の強風の中、不動丸で三根港から、ウロウネを目指ししまた。

しかし、大根を過ぎるあたりからうねり風ともに強く、ウロウネを断念、大根に降りました。

先客の上物ねらいの人が多数、小形の尾長が30枚以上上がったとのこと。

田代副会長と橋本は石物ねらいで大根先端左側で竿を出しました。

10時半頃から14時頃までほぼ入れ食いで40cm前後のワサ多数で手持ち竿でゴツゴツした当たりを堪能しました。

  

満潮が夕方で、潮が高く不動丸の接岸が困難になるので、2時過ぎに早上がりしました。

小林さんは2便で到着後、藍ケ江に行ったそうですが、強風で早上がりとのことでした。

その後、橋本は泳がせの支度をして軍艦堤防に夕マズメねらいで2時間ほどムロアジを流しましたが当たりなし。

しかし、最初のムロアジをサビキで釣り上げるとき、デッカイヒラマサがチェイスしてきてムロアジを一カジリするのが高い堤防の上から見え、一気にテンションアップしましたが・・・

 

27日・・・

夜来風雨の声、4時に起床、5時に三根港に着くが北西の強風で時化、渡船中止となりました。

相談の結果、風裏となる石積に入磯しました。

GWに入り、八丈島で釣りができる磯は石積しかないので、島外から来た磯釣り士全員集合の感じで駐車場も満杯状態でした。

今回は時化続きでGWに入り、石物狙いの釣客が集中し、ウニエサが注文の6割程度しか揃わなかったため、石積では上物狙いに変更しました。

渋い状況の中、小林さんが一番竿を曲げてました。  

      

実は橋本は、前日、軍艦堤防でデッカイヒラマサを見てテンションが上がってたので夕方軍艦堤防に行きたかったのですが、大時化でとても釣りができる状況ではないとのことであきらめました。

 

28日・・・

昨日までの北西の強風もだいぶ緩んだことからウロウネに渡礁できました。  

      

10時頃までに田代副会長がワサ1枚、チョット渋い感じでエサが乏しくなってきて、ダイバー多数来襲もあり、黒崎に磯替わりしました。 

      

黒崎は、すぐ手前をガンガン流れて水深は深くないものの好きなな磯です。

エサが乏しいので、タイドプールに見えるウニ拾いにチャレンジ。

ウニ拾いに夢中になり、長袖のシャツの肩近くまで水に手を突っ込んで奮闘しましたが、やっと4個ゲット。

普段買ってるシラガウニのありがたみを味わいました。

小林さんはいろいろ準備が良く、エサもカニやら、亀の手、ムラサキウニ、アカハタ釣り用身エサを持参!

特に関心したのは、バッカン洗い用のナイロンタワシまで持参!!

黒崎では田代副会長ワサ4枚、小林さんワサ2枚、橋本ワサ1枚他、デッカイ青カン数枚の釣果でした。

      

 

      

 

      

満足できた釣果で帰路の不動丸では景色を楽しもうと、3人みよしに陣取りました。

宮崎船長はそこは大根から先、波被るから中に入ったら、と言われたのにちょっとしぶきがかかってもいいやと話に夢中になってたらだんだん揺れが大きくなりジェットコースター状態に・・・

ちょっとしぶきどころではなく全身ずぶ濡れ、体も浮き上がり、しがみ付いてないと放り出されそうになりながらなんとか三根港に帰港。

      

 

29日・・・

最終日の朝、起きると昨日までの時化がうそのように静かな朝をむかえました。

3人一緒に1便で東京に、

橋本は一人、買っていたアミコマセを処分するため、との言い訳で夜明けから軍艦堤防に出撃、7時までムロアジをひと流しましたが当たりなし。

隣の人に強烈な当たりが・・ 私と同じリールを使っていたので鳴きバネの音が一緒で一瞬自分の竿かと・・

隣の人の竿は残念ながら針掛りしませんでしたが、今にも釣れそうな雰囲気に後ろ髪を引かれながら7時過ぎに宿に戻り、急いで片付け空港に・・・

 

      

連休中に当面の仕事を片付け、近いうちに泳がせ一本で島に出直しを目論んでます。

どなたか一緒にいかがですか?

                                                            (橋本記)

 

 

 3月7日〜10日八丈島釣行

 今回の釣行は、がまかつフィールドテスターの山名さん、エースフィッシングクラブの小林さんと八丈島荒磯会の成田さん、橋本さん、田代さんが参加。
めまぐるしく変わる春の天候、八丈島の磯を3月7日から9日攻略しました。

7日…
先行の小林さんは7日2便にて島の東側、アブロドをマズメのメジナ狙い。
強い西よりの風を受け流しクチブト43センチ頭に小型の尾長を上げました。
追いかけるように成田さんが最終便で合流。

 

8日…

山名さん、橋本さん、田代さん三人を乗せたANA821便は強風と雷雨の八丈空港へ奇跡のランディング。

 

今回はあの南西の風と雷の中降りてきた1便ですかね着いたと聞いて驚きました小林君と大根の洞穴に避難しながら1便はムリだろうと話してたんですが。(成田)


宮崎船長のご好意で回船、風裏の三根港で待っているのは不動丸。
目指す大根には早くも他の会のメジナ師が6人竿を曲げている。
小林さんと山名さんがメジナで大根の亀んこ右、サカナサシ根側でコマセる。

  

     

先端は石モノの成田さん橋本さん田代さんがウニガラをいれた。
先端は風とうねりが重なり飛沫を被りながらの難行苦行、成田さんが2キロのワサを上げる。つづいて橋本さんがカンムリベラだ。
田代さんは根掛かりに苦戦、小ワサを上げる。

小林さんは先端右手にのびる本流を攻めて40センチの尾長を2尾ゲット。
山名さんは船付けを丹念に探り45センチ他多数を静かに釣り、上げてきた潮を境に納竿。 (
磯夢望)

 

今回の釣行は初参加の上物名人山名氏上手さにビックリうーん大根の魚が居なくなる位釣ってましたね。

(成田)

 

9日…

不動丸は定刻6時出船、大根に舳先を向けるが、うねりで釣り不能。
宮崎船長の提案でウロウ根に向かう。

  

 静かなウロウ根は岡向かいでメジナの山名さん小林さん、沈み根の溝狙いで成田さん、黒崎向かいで橋本さん田代さんがピトンを打った。
快晴のウロウ根は春風が程よい暖かさ、最初に竿を曲げて田代さんがシマダイを二枚上げる。
  溝狙いの成田さんは当て潮に苦戦。
おお合わせで上がったのは橋本さんの名礁石鯛のテンス。つづいて田代さんの3キロ弱のイシガキ。

  

  

上物の山名さんは静かにつり続け、53センチ他多数、小林さんも45センチ他多数と楽しい釣行でした。  しかし流石にフィールドテスター山名さん、よく釣ります…!
大変勉強になりました。
皆さん、またの機会を楽しみにしています♪  (磯夢望)

 

山名さん、田代さん、橋本さんは昼上がりで一足さきに最終便で帰った後。小林君と大根に戻り上物に挑戦したました。

小林君はメジナ45cm釣ったけどオイラはデカカンムリが3枚もオキアミを付けてもカンムリ、やっぱり石物向きかな〜オイラは一人で納得した様な感じです。(成田)


 

 

 

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